未成年の喫煙
たまに街中で制服を着た高校生がタバコをくわえながら何人かでつるんで
歩いているのを見かけます。こちらとしても注意するまではいかなくても
なんだか暗い気持ちにまってしまいます。
私自身も早くからタバコを吸っていましたので人のことを言える立場では
ありませんが、今現在きっぱりとタバコをやめたからこそ低学年層の男女が
喫煙していると「今はいいけどのちのち苦しむことになるぞ」と言いたくなって
しまいます。
タバコを始めるのは簡単ですがタバコをやめるのはとても大変なんです。
よく私たちの時代では20歳になったらタバコをやめる(実際にはやめませんが)
と言うのがまわりの友人の合言葉のようでしたが、今の10代の喫煙者はどう
考えているのでしょうか。タバコに関連した疾患で死亡するケースは、タバコ
を始めた年齢が早ければ早いほど多くなっています。とくにこれからの日本の
社会は高齢化がますます進んできます。
未成年者が年を重ねるごとにタバコに対する依存度も高くなってくるでしょうし
高齢と呼ばれる年齢に達するころにははたしてどんな病におかされているの
だろうと思っていたところ、『未成年者の喫煙および飲酒行動に関する全国
調査』2004 によると平成16年ごろから未成年男女の喫煙率が激減したとの
データがあります。
最近の広告規制やタバコに関するあらゆる禁煙運動の効果でしょう。
とても良い傾向だと思います。やはりちゃんとした情報を手にすることによって
事前に喫煙行為を減らすことができるのです。
そのためにはもっと今以上に大人たちが子供たちにタバコの有害性を教えて
いかなければならないのでしょう。
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