禁酒と禁煙の違い
依存性がある物質としてはアルコールもニコチンもかなり重度なレベル
です。一度のめり込んでしまうとどうしてもやめることが困難ではないで
しょうか。ただ一般的にやめるとしたらどっちがまだ比較的出来そうな気
がしますか?禁酒ですか?禁煙ですか?
どちらもやめられない?(笑)そうかも知れませんね。では短期的にやめ
られそうなのはどちらだと思いますか?多分ほとんどの方は禁酒の方が
まだ出来ると考えるでしょう。
ではそれは何故なのか?どちらもすごくやめづらいものであるにもかわら
ず・・実は簡単な理由です。お酒に関しては無意識のうちにみなさんは詳し
く脳内で飲酒の情報を分析しているからです。いつどこで飲酒という行為に
及ぶのか。
相当なアル中の方でないかぎりはたいていの方は夜仕事が終わった後に、
寝る前に、夕食後に・・・・・つまりは夜の時間帯がポイントとなってくるん
です。
たまに休日の朝から、昼から飲んだりする人もいますが、たいていの人は
夜に飲酒されると思います。あと、場所は居酒屋で飲んだりするのが多い
人や、じっくり家で飲むのが好きな人や・・・普段の自分の行動からわかると
思います。そのように明確に自然と分析出来てしまうからこそ比較的禁酒
は禁煙よりは容易いものなんです。やはり正確な情報が大切なんです。
逆に手当たり次第にいつでもどこでもお酒を片手に飲んだりする人はやめ
ることも困難になってしまいます。
脳が禁酒という行為を正しく分析理解出来ないままになってしまうからです。
本来その流れで考えると禁煙も同じ事なんです。注意しなければいけない
時間帯や場所を把握しておけば禁煙に近づく重要な情報となります。
それは脳がタバコをやめる際の正確な段取りを組むことが出来るからです。
禁煙=脳 この関係は重要な関係にあります。
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